- 2024年10月9日
- 2024年10月9日
頚部のコンディションが原因となる頭痛(頚性頭痛)
頚性頭痛とは 『頚部の神経やそれに支配されている筋肉に存在する侵害受容器に起因する頭部への痛み』と定義されます。 つまり、①頸椎の神経➁頭頚部の筋肉(後頭下筋群)の緊張や圧迫負荷などによって、頚部にある侵害受容器が刺激された結果、頭痛を生じるというこ […]
頚性頭痛とは 『頚部の神経やそれに支配されている筋肉に存在する侵害受容器に起因する頭部への痛み』と定義されます。 つまり、①頸椎の神経➁頭頚部の筋肉(後頭下筋群)の緊張や圧迫負荷などによって、頚部にある侵害受容器が刺激された結果、頭痛を生じるというこ […]
大腰筋は第12胸椎椎体前外側面および肋骨突起前方部に起始し、腸骨筋は腸骨窩から起始し、鼠径靭帯の下方付近で一体化し腸腰筋となって大腿骨の小転子に停止する筋肉です。 腸腰筋の作用 腸腰筋(大腰筋)の作用としては、①股関節屈曲+外旋②大腿骨頭を股関節(寛 […]
概要 『円回内筋症候群』は肘関節の部分で円回内筋やその他の筋肉によって正中神経が絞扼されることで発生する肘前面のしびれをともなった疼痛や正中神経支配領域の運動麻痺を来す症状のことを表します。 上図のように、正中神経は頸椎を出た後、上腕骨内側を下降し、 […]
めまいや吐き気の原因は様々ありますが、第1頸椎(環椎)のサブラクセーションがトリガーとなって生じるものがあります。 正中環軸関節 ※Atlas:第1頸椎(環椎) Axis:第2頸椎(軸椎) 頸椎は通常7つの骨(関節)で形成されておりますが、上図右のと […]
後頭下筋群は小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋からなる後頭下の深項部に存在する小筋群ですが、これらの筋群の機能異常がしばしば頭痛(頚性頭痛)やめまい(主に浮動性めまい)、耳鳴り、眼精疲労といった症状のトリガーになります。 後頭下筋群の作用とし […]
腰椎前方すべり症は、「腰椎(椎体)が他の椎体に対して前方へずれる(変位する)ことによって生じる症状」のことを表します。 腰椎はこの前方にすべる以外に後方にすべることもありますが、後方すべりは非常にまれで、前方にすべるケースがほとんどです。 すべり症の […]
背中の痛みに肋骨(肋骨頭関節と肋横突関節)のサブラクセーション(ズレ)が関係していることが比較的多くあります。 この場合の背部痛の特徴として、 があげられます。 来院時に患者さんが、「背中や肩甲骨の下あたりが痛むが、押しても痛くはない、体を左右どちら […]
昨年より当院にて月に1回、『スポーツカイロプラクティックセミナー』が開催されております。 昨日も『内臓マニピュレーション:膀胱・脾臓編』のセミナーが開催されました。 講師には、Doctor of Chiropractic(DC)であり、日本で唯一のス […]
前方頸椎症候群とは、上図のように頭部が脊椎(胸椎)に対して、前方に変位することで、重い頭部に引っ張られるように頸椎(特に第6-7頸椎)が前方すべりを起こし、それに伴って生じる種々の症状のことを表します。 ●前方頸椎症候群の主な症状● ●前方頸椎に対す […]
坐骨神経(痛)は主に脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアに伴って2次的に生じることが多いですが、 腰椎の病変が原因ではなく、骨盤後方(大坐骨孔)から出た坐骨神経自体が何らかの原因で単独で圧迫(絞扼)を受けたり、周辺組織(筋肉など)と癒着を起こしたりすると、坐骨 […]