CATEGORY

治療法/適応症

  • 2021年5月24日
  • 2022年7月25日

第4胸椎(T4)症候群

1.第4胸椎(T4)症候群とは? 第4胸椎(T4)症候群は、第4胸椎の上下の椎骨との関節部分(椎間関節孔)付近で近傍を通過する交感神経線維とその血管が圧迫・刺激されることで上肢にあらわれる症状のことを指します。 交感神経は副交感神経と並んで自律神経の […]

  • 2021年5月24日
  • 2021年5月24日

変形性膝関節症

1.概要  変形性膝関節症は、膝関節(大腿脛骨関節)を形成している大腿骨遠位部と脛骨近位部の関節軟骨に力学的ストレスがかかることになどにより、関節軟骨の摩耗・損傷がおこり、それらに続発的に生じる関節滑膜組織の炎症、軟骨成分の修復不全と骨増殖(骨棘とい […]

  • 2021年5月20日
  • 2022年10月7日

腰痛・骨盤帯痛

1.概要 (1)腰痛の定義:「腰痛」とはいわゆる疾患(病気)の名前ではなく、「肋骨下縁から下臀溝(お尻の下端)までの範囲を腰と定義し、その範囲に起こる痛みやだるさ、痺れなどの症状全般を表します。広義にはいわゆる坐骨神経痛などの下肢症状も含まれます。統 […]

  • 2021年3月14日
  • 2021年5月27日

腓骨神経麻痺に対する運動療法

1.腓骨神経麻痺とは ①概要 腓骨神経は、第4腰神経から第2仙骨神経の束が坐骨神経となって始まる神経線維のことで、それらは大腿後面を下降し、膝の裏(膝窩部)の手前で脛骨神経と総腓骨神経に分かれます。総腓骨神経(腓骨神経)はさらに、斜め下外側に走行し、 […]

  • 2020年12月26日
  • 2021年7月6日

投球障害(野球肩)

野球肩(投球障害)は投球動作に伴い、肩関節を構成する筋肉(ローテーターカフ)、関節包、靭帯(関節上腕靭帯)や関節唇(前上方/後上方)などの軟部組織に損傷を引き起こす疾患の総称です。広義には、上腕二頭筋長頭腱炎やSLAP損傷、小児、特に10歳~15歳に […]

  • 2020年12月25日
  • 2022年10月18日

腱板損傷(腱板断裂) rotator cuff tear

1.腱板とは 腱板は、肩関節の外転、外旋、内旋運動に働くほか、肩関節のあらゆる運動の安定化機構として働く役割があります。結果的に肩関節のスムースな動きに寄与しています。肩関節の腱板は、4つの筋から構成されます。 ・棘上筋(Supuraspinatus […]

  • 2020年8月12日
  • 2021年5月25日

腰部脊柱管狭窄症(Lumbar Spinal Stenosis)

脊柱管狭窄症は、脊柱管の形状や大きさ(直径)が、何らかの要因で狭くなり、脊柱管内を走行している神経(脊髄、神経根)を圧迫されることによって、腰~下肢にかけての痛みや神経症状をきたす症状のことをいいます。 1.おもな症状 多くの場合は、腰痛をともなった […]

  • 2020年7月3日
  • 2023年3月1日

腰椎椎間板ヘルニア(Lumbar Disc Herniation)

腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨(椎体)と骨の間にある、椎間板組織の内部の髄核と呼ばれる組織が、椎間板の外側を覆う構造(繊維輪)を突き破る(脱出)あるいは、繊維輪を押し出す(突出)する状態を表します。多くの場合、ヘルニアに伴い、腰背部や臀部から下肢にかけ […]

  • 2020年6月30日
  • 2020年8月12日

オスグッド-シュラッター病(Osgood-Schlatter)

オスグッド-シュラッター病は、大腿四頭筋の過度の収縮を繰り返すことによって、膝蓋腱とその付着部である脛骨粗面による骨軟骨炎(骨端症)で、おもに小学生高学年から中学生の男子に好発します。(男子:12歳から15歳、女子:8歳から12歳が多い。) 1.発症 […]

  • 2020年6月30日
  • 2021年6月2日

脊椎側弯症(Scoliosis)

脊椎側弯症は、胸椎や腰椎が側方に湾曲(側屈)した状態になることであり、 背骨自体のねじれを伴うことがあります。 主に機能性側弯症と構築性側弯症に分類されます。前者は、主にぎっくり腰などによる痛みを回避するために、側方に背骨を曲げることによって生じる疼 […]