- 2020年12月25日
- 2022年10月18日
腱板損傷(腱板断裂) rotator cuff tear
1.腱板とは 腱板は、肩関節の外転、外旋、内旋運動に働くほか、肩関節のあらゆる運動の安定化機構として働く役割があります。結果的に肩関節のスムースな動きに寄与しています。肩関節の腱板は、4つの筋から構成されます。 ・棘上筋(Supuraspinatus […]
1.腱板とは 腱板は、肩関節の外転、外旋、内旋運動に働くほか、肩関節のあらゆる運動の安定化機構として働く役割があります。結果的に肩関節のスムースな動きに寄与しています。肩関節の腱板は、4つの筋から構成されます。 ・棘上筋(Supuraspinatus […]
脊柱管狭窄症は、脊柱管の形状や大きさ(直径)が、何らかの要因で狭くなり、脊柱管内を走行している神経(脊髄、神経根)を圧迫されることによって、腰~下肢にかけての痛みや神経症状をきたす症状のことをいいます。 1.おもな症状 多くの場合は、腰痛をともなった […]
腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨(椎体)と骨の間にある、椎間板組織の内部の髄核と呼ばれる組織が、椎間板の外側を覆う構造(繊維輪)を突き破る(脱出)あるいは、繊維輪を押し出す(突出)する状態を表します。多くの場合、ヘルニアに伴い、腰背部や臀部から下肢にかけ […]
オスグッド-シュラッター病は、大腿四頭筋の過度の収縮を繰り返すことによって、膝蓋腱とその付着部である脛骨粗面による骨軟骨炎(骨端症)で、おもに小学生高学年から中学生の男子に好発します。(男子:12歳から15歳、女子:8歳から12歳が多い。) 1.発症 […]
脊椎側弯症は、胸椎や腰椎が側方に湾曲(側屈)した状態になることであり、 背骨自体のねじれを伴うことがあります。 主に機能性側弯症と構築性側弯症に分類されます。前者は、主にぎっくり腰などによる痛みを回避するために、側方に背骨を曲げることによって生じる疼 […]
肩関節周囲炎は、通称”五十肩”と呼ばれ、50代前後の中高年に多く発生する、明らかな原因がなく起こる、肩関節周囲の痛み、可動域制限、拘縮をきたす疾患であります。狭義の意味合いでは、「腱板断裂」、「石灰性腱炎」等の疾患とは区別されます。 1.症状、所見 […]
頸椎ヘルニアは、頚の関節の間にある椎間板が何らかの要因に伴って突出することにより、頸の神経(脊髄や神経根)が圧迫または牽引され、頸から肩・上肢・指にかけての痛みやしびれ(電撃痛)、感覚障害、筋力低下をきたす疾患であります。 1.好発部位第5-6頸椎に […]